第3プロモーション部
プロデューサー
森:一番大きかったのは、大学時代、広告研究会で実施したミスコンテストの運営です。年に一度、文化祭の日に行われる大きなイベントで、一年近くかけて準備するんです。出場者の募集に始まり、内部選考、各所への連絡、スケジュール管理、当日のサポートまで、総勢100人ほどのプロジェクトメンバーが奔走します。このとき、イベントの裏側で人を支え、設計する楽しさ、チームで一つのものをつくる面白さに気づいたんです。本番では「人の心を動かす」魅力にも惹かれました。ミスに選ばれて感極まる人、悔し涙を流す人、それを見守る家族や友人がいて、会場全体が感情で動く。そんな場づくりをすることにやりがいを感じました。
森:実は、私自身が表に立つ経験もしました。湘南エリアのPR大使として地域の魅力を発信する活動の中で、「伝え方、見せ方次第で、良くも悪くも人に与える印象は変わる」と肌で感じて、それを仕事にしてみたいと思ったんです。就活では広告業界に的を絞り、ご縁をいただいて読広クロスコムに入社しました。
森:肩書きはディレクターですが、実際は企画のプランニングから制作物のディレクション、進行管理、現場対応、効果検証までとかなり幅広いです。企画は考えるだけでなく、「どう進めるか」「どう実現するか」までを含めてプランニングだと思っています。
森:最近では公営競技の広報事業ですね。当初はイベント当日の運営のみの受注でした。ところが、ふたを開けてみるとどんどん範囲が広がるのがこの仕事の面白さで、事前の来場者誘致の提案、キャパシティ調査、当日の来賓対応など、スタッフも130人以上いる大規模な現場運営、そして、事後の効果検証まで関わることになりました。結果は大成功で、クライアントにも良い報告を果たせました!
ほかにも、不動産会社の周年事業でロゴやビジュアルのディレクションをしたり、飲料・菓子メーカーのキャンペーンを担当したりと、同時進行でいろいろやっています。
森:私の場合は、関わる人全員が納得できる着地点を探すこと、でしょうか。先ほどの公営競技の仕事で言うと、いくつもの部署にまたがり、複数の方々が関わっていて、それぞれおっしゃることも、物の見方も違う中で100%OKを取るのは難しい。でも、できるだけ多くの方から直接お話を伺って〝肝〟になる要素を見つけることが、一つのプロジェクトを進めるに当たって重要なのかなと思っています。
森:重きというより、ヒアリングがすべて。かつ対面を希望します。オンラインミーティングにはない雑談から生まれるキーワードが非常に多いので、そこから会話を広げ、課題の本質を引き出していきたいと思いますし、対面によってこちらのパッションも伝わりやすいと感じています。基本、ミーティングの最後20分間が勝負です(笑)。
森:「ここまで考えてくれると思わなかった」と言っていただけたときですね。クライアントの期待を超えられたと感じる瞬間は、素直にうれしいです。でも、そこで満足しているわけではありません。一つの仕事で終わらせず、そこから別の案件をどう派生させられるかを考えるのが楽しいんです。単発で完結する仕事だと、正直ちょっと切なくなってしまうので(笑)。
森:目の前の仕事に全集中しつつも、突破口をいつも探していて、長期的にものを考えるようにしています。一つのやり方として、「今やるべきことと、今はやらないこと」をセットで提案しています。なぜなら、クライアントの課題に向き合うためにはすべてを同時に解決しようとするのではなく、今取り組むべきことと、あえて手をつけないことを整理することが重要だと考えているからです。短期的な成果だけでなく、その先にどんな状態を目指すのかを共有することで、クライアントの事業や想いに当事者として関われる楽しさを残しておきたいと、いつも思っています。
森:一年目から自由に企画や意見を出せる環境です。入社当時は年の近い先輩がいて、クリエイティブな発想がすごい方だったので、勝手なライバル意識で、「この人が企画を10個出すなら、私は20個出す!」みたいなことを負けじとやっていました。それが許される、むしろ求められるような環境を与えてもらったのが楽しかったですし、ありがたかったですね。
年次が上がると、やりたいことと、予算に応じてできることのギャップも出てきますが、それでもやるべきだと思うことを、しっかりと根拠を持ってクライアントにもクロスコムのメンバーにも伝えていく。そこは大事にしたいですね。自分にウソをつかず、やりたいと思うことをやる。その上で、もっと成長しなきゃと思っています。
森:現場対応力がある、というのは諸先輩方を見ていて常に思うことです。どんなに綿密な企画を立てても、肝心の現場になったときに、何かしら起こるんですよね。そんなとき、瞬時に解決策というか、クライアントの意見、営業の意見、これからのことも踏まえたうえで対応できるところはクロスコムの魅力というか、強みだと思います。さまざまな現場を経験し、叩き上げできた先輩も多いので、そういう意味でも「なんとかしてやろう」というマインドで仕事をする人が多いんじゃないかと思います。
森:負けず嫌いなところ、物怖じせずにぶつかっていくところ・・・・・・ですかね(笑)。厳しい状況が続くプロモーション業界ですが、目の前の流行に乗るのではなく、「なぜこれをやるのか」を一緒に考えられる仕事をしたいです。AIが進化する中で、人と話しをして、思いを汲み取ることの価値はむしろ高まると思っているので、今後もモチベーション高くやっていきたいと思っています。