自分の過去の推し活遍歴
推し活、ファンマーケ、と言った分野のプロジェクトに携わるにあたって、そもそも自分の推し活遍歴は触れるべきでしょう…ということで決まった本テーマの投稿。
私の場合、振り返れば特定の女性アイドルや俳優(所謂異性のあこがれの人)にキャーキャーなったことが無かったなぁと改めて振り返って気づかされています。
ただ、あこがれの男性は居ました。小さな少年時代はやはりヒーローものだったかと思います。やがて自分で(バイトなりで)好きなように買い物ができるようになってからは、音楽CDやライブなどが出費の比率が高くなってきました。
Tシャツやキーホルダーも相当数買っています(最後に数えたTシャツは100枚超えていました。。)ただ、キャラクターや、ガチャガチャのぬいぐるみなんかも好きなので、もしかしたら単なる収集癖も相まっているのかもしれません。
どう違う?「推し」の種類
実は今回のプロジェクトがスタートしてほどなくして、気になる疑問がうまれました。それは、私の推し活はときめいていなかったのか? 今回集まったメンバーと私の推しは何が違うのだろうかということです。
その“推し”に対して「カッコイイ・自分もそうなりたい」と思うことも、ミーグリイベントのようなもので「緊張してテンションが上がったこと」もありましたが、何か違う気がしており、少し推しの種類について調べてみました。
推し
読み方:おし
推し(おし)とは、特定の人物やキャラクター、作品、商品などに対して、熱心な支持や愛情を示す行為やその対象を指す言葉である。推しの語源は、「推す」(おす)という動詞から派生し、主に若者を中心に広まったインターネット用語である。推しは、アイドルや俳優、声優、アーティスト、アニメキャラクター、漫画、ゲーム、映画、テレビ番組など、幅広い分野において使用される。
推しの行為には、対象の情報収集や作品の購入、イベントへの参加、SNSでの応援メッセージの投稿などが含まれる。また、推しを応援するファン同士が交流し、情報共有や意見交換を行うことも一般的である。推しの対象は個人の好みや価値観によって異なり、多様な選択肢が存在する。
推しに対する熱意や忠誠心は、ファン同士のつながりを深める要素となり、コミュニティの形成や発展に寄与することがある。推しを通じて、ファンは新たな友人や知り合いを得ることができる場合もある。しかし、推しに対する過度な熱狂や執着は、他者への配慮を欠く行為やトラブルを引き起こすことがあるため、適度な範囲での応援が求められる。
出展:weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E6%8E%A8%E3%81%97
なるほど。情報収集ひとつとっても推し活ということで安心しました。
ただ、幅広い分野で、多様な選択肢が存在ということで、この言葉一つで無理に集約するのは危険なのだということも再確認できます。
LABOがフォーカスした「胸キュン」
同様の話は、LABO内でも発生しました。「推しの種類やが多くて、調査対象が広がりすぎると研究として深堀できない…」という意見がその主なものです。
結果メンバー内で一つ定義づけされたのは“胸キュン”=“トキメキ”。 なるほど、いまZ世代が夢中になる推し活の共通項かもしれない。もしかするとホス●狂いなんかもその一つなのでしょうか。一方で実感したのは、自分の推しへの思いはこれに当てはまらない=おじさん世代なんだということ。。
胸キュン…。気持ちがアガる経験にフォーカス
改めて本当に自分は胸キュンしてたことがないのか…と自問自答繰り返してみたものの、女性アイドルや女優に熱を上げたことがないというのもあり、これがやっぱり難航というわけです。
無ければそれ以上仕方がないので、まずは、LABO内で胸キュン経験が多い(=推しレベルの高い)研究員が「やりたいこと」や「思い」を主たる研究対象と実験のベースとして、個人的に気持ちがあがる。感情が振れる自分の経験と重ねて検証していくことで、推しへのトキメキを探求していこうと思います。
まとめ(五感を軸に推しをはかる)
たとえば、視覚や触覚、嗅覚によって蘇る感覚や思いというものは必ずあった記憶があります。特定の「紙と印刷」のにおい、Tシャツやタオルの手触りや匂い…など、自分自身がグッズを多く買ってきたことも考えると「グッズに転用」や「グッズ化」などのマーケティングにおける新たな切り口に繋げられる五感…とくに視覚・聴覚・嗅覚に関わるところで調査・実験を重ねていきたいと思います。
推しが今いるひとも、いない人も、すべての人が共感しやすいコンテンツ の開発につなげられれば本望です。